先住犬との上手な引合せ

先住犬との引合せのポイントメイン画像プリンス

トイプードルは、最も多頭飼いの多い犬種です。2頭目に子犬を迎える際、先住犬との相性や引合せ方をお考えになる方も多いのではないでしょうか。

先住犬は、ご自宅をテリトリーと認識しています。そこへ見知らぬ子犬が侵入してくる訳ですから、占有権がある先住犬の存在を尊重してあげる必要があります。新しい子犬を受け入れさせるには、先住犬に配慮し、先住犬のペースで自然に子犬を受け入れさせる工夫が必要です。

そもそも犬は、群れで生活する動物です。自然界でも群れの中から新しい子犬が産まれることもあります。引合せ方を正しく行いさえすれば、子犬を受け入れる素地は、備わっています。

上手に引合せができれば、先住犬と子犬が早く仲良くなり、今までとは違った愛らしさを感じられることでしょう。

先住犬との引合せ方

 

STEP.1

最初の対面が重要です。いきなり鼻を近づけたり、一緒の部屋に放す、同じゲージに入れるなどは絶対にしないでください。

家は、先住犬のテリトリーです。そこに外部の犬(新しい子犬)が侵入してくるわけですから、占有権がある先住犬を尊重しなくてはなりません。先住犬が受け入れるかどうかが最も重要となるため、先住犬のペースですすめる必要があります。

子犬は、怖いもの知らずなため、喜んで先住犬に駆け寄り、じゃれ付こうとしますので、先住犬が驚いて拒絶反応を示すことがあります。一度拒絶反応を示すとなかなかなじみにくくなりますので、初めは子犬を自由にさせることはしないでください。

 

具体的な手順は、先住犬が不在の部屋で子犬をケージに入れて置きます。この時、先住犬を後から部屋に入れるのがポイントです。そこに先住犬を連れて行き、放して自由にケージの周りを探索させます。最初は、子犬を気にして匂いを嗅ぎ、周囲をうろうろと歩き回ります。その内、遠巻きに見える場所からしばらくの間、観察します。危険な相手ではないと認識するとあまり関心を示さなくなります。


 STEP.2

次に先住犬をケージの近くに誘って様子をみます。尻込みして近づきたがらない様ならまだ受け入れていないといえます。この場合は、時間をおいて何度も同様のプロセスを繰り返します。先住犬から近寄り、鼻と鼻をくっつけて匂いを嗅ぎ合っていれば、問題なく受け入れる最初のステップをクリアしたサインです。


 STEP.3

次のステップは、序列を決めるステップです。月齢も大きく占有権がある先住犬が優位となるのが普通です。子犬を外に出し先住犬との関わり方を観察してください。先住犬がおしりの匂いを嗅ぎ、子犬が従っているか?子犬がお腹を見せているか?などの様子で序列ができているかを確認します。序列ができていれば、基本的に争うことは有りません。序列が上の先住犬が、威嚇することは有っても攻撃はしませんし、子犬が反撃することもありません。しばらく様子を見たら、また、子犬をケージに戻します。これを3日から1週間程度繰り返せば、おおむね群れとしての認識が出来上がります。


序列を決めるプロセスとして、先住犬が子犬を威嚇して子犬にお腹を見せるように仕向けます。あるいは、子犬にマウンティングを何度も繰り返します。この時、子犬がけがをしないか多少心配になりますが、先住犬が本気で攻撃しない限りは、しばらく静観します。子犬がお腹を見せ先住犬に服従することで、先住犬が序列の優位を勝ち取り、子犬を受け入れるプロセスが完了します。

引合せの留意点まとめ

 

・先住犬のペースで接触させる

・引合せの部屋には、子犬を先に入れておき先住犬を後から入れる

・子犬を放す前に先住犬に十分な観察の時間を取る

・先住犬の気が済むまで優位行動をさせる(※目を離さずに監督してください)

 

先住犬との引合せのポイント仲良し2頭の画像

基より群れを成して生活する習性である犬は、プロセスを間違わなければ、よほど犬に対する恐怖心やトラウマがない限り、問題なく群れとして子犬を受け入れるようになります。


先住犬が受け入れた後も小さく可愛い子犬ばかりをかまってていると先住犬がやきもちから、子犬をいじめたり、追い払ったりすようになるので、先住犬にも十分に愛情を注ぐことが大切です。

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