トイプードルの性格形成の要素

性格形成の要素メイン

愛犬のしつけを行う際、インターネットや書籍など多くのマニュアルがありますが、マニュアル通りにしつけても思うような結果が得られない経験を持つ方も少なくありません。

それぞれの犬の性格や気質の違いにより、理解のプロセスや好みの違いが生じるため、同じ教育をしても結果が違ってきます。

犬の性格がどのようなことで決まるかについて理解し、愛犬の個性に合ったしつけの仕方を考えて行く事が大切です。

性格形成

犬の性格は、遺伝的な気質と学習したことによって形成されます。例えば、大人しい気質の子でも生活環境が慌ただしければ、やんちゃな性格になっていきます。反対に落ち着きがない子犬でもいつも優しく接していることで、人に触れられる心地良さを学べば、大人しく人のそばにいるようになります。

遺伝により先祖犬から受け継いだ気質は、性格形成に大きく影響することは否定できませんが、しつけや接し方などの後天的な学習で性格は大きく変わっていきます。

性格形成に限らず、健康状態や嗜好も異伝と環境によって形成されます。

遺伝的気質を決めるホルモン

少し難しい話になりますが、近年の研究では、遺伝的な気質は、脳内ホルモンの分泌傾向が遺伝することによって決定づけられるといったか考え方が主流となっています。

脳内ホルモンとは、ドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリン等の感情や感覚に影響する脳内物質ですが、これらのホルモンを分泌する機能には個体差があります。両親や先祖から遺伝により、ホルモンを分泌する機能特性を受け継いだことによって、子犬の遺伝的な気質に影響します。

ドーパミンの分泌が多いとおおらかな性格となり、少ないと几帳面な性格傾向が現れます。セロトニンの分泌が多いと内気で臆病になり、少ないと社交的でやんちゃな性格傾向が現れます。

これら複数の脳内ホルモンの分泌特性が、代々受け継がれ子犬の遺伝的気質を決定付けています。近年では、警察犬や盲導犬に向く性格を判断するため、子犬のうちにDNA検査を行って適性を見極めるなど実用化が進んでいます。

後天的な要素

これらの遺伝的な気質は、変えることができませんが、生まれてからの生活環境によって子犬が、様々体験をして行くにより反応が異なってきます。飼主さんが教えたいことを意図的に経験させ、思うような行動を促すことが「しつけ」という事になります。

しつけを成功させるには、ある条件を繰り返し体験させ「ご褒美」を貰える条件を覚えさせなければなりません。そのためには、犬とって分かり易い特定の条件で行う必要があります。場所や時間、声のトーン、トレーナーなどできるだけ同じ条件下で繰り返し体験させることがポイントです。

普段の何気ない接し方や声のかけ方、あるいは生活環境の中で愛犬は、数多くの経験を重ねています。それらの結果が現在の性格を形成させていることになります。

また、しつけを行う際、欲求不満やストレスが解消されていないと本来の賢さや理解力が損なわれます。愛犬のコンディションが好ましい状態を作っておくことも上手にしつけるコツといえます。

まとめ

犬の性格は、遺伝的な気質や素質にどのような経験による学習をさせるかによって大きく変貌していきます。遺伝と環境は性格形成の両輪といっていいでしょう。マニュアル通りにしつけても個性が違うため、同じ結果にならないのは当然なのです。よく観察して個性にあった接し方、しつけ方を見つけるため、愛犬と対話することが最も重要です。

子犬を選ぶ際、性格を知ることも大切ですが、それは、今現在の経験値における性格であって、様々な経験を重ねることによって大きく変わっていく事を理解しておく必要があります。

愛犬の性格は、お迎え時点で備わった愛らしい性格をベースにその後の生活環境によって大きく変化していきます。愛犬の性格を決めているのは、飼主さんなのかもしれません。

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