コラム 愛犬の寿命は、飼主しだいで大きく変わる

コラム愛犬の寿命は飼い主次第メイン

【愛犬の健康寿命】

健康寿命とは、病床で生きながらえる状態ではなく、年齢なりの健康的な日常生活を送れる状態の年齢をいいます。一般に犬の寿命は、12歳から15歳程度といわれますが、体格や体質、生活環境などにより大幅に差異が生じます。若くして病気で亡くなる子もいれば、25歳以上の長寿な子も存在します。

遺伝的な問題が無く、健康な犬の場合、早ければ7歳を超えたあたりから様々な健康上の問題が出てくる傾向にあります。犬の満7歳は、人間年齢に換算して小型犬の場合は44歳程度、大型犬の場合54歳程度に相当します。人間でも生活習慣病などの予兆が出てくる年齢ですが、犬も同様にそれまでの生活習慣によって健康に影響が出始める訳です。

これらの生活習慣の中でもっとも犬の健康や寿命に影響する要因が、昨今の獣医学や動物行動学の研究により明らかとなってきました。

最も影響がある3大要素は、「食生活、ストレス、オーラルケア」といわれます。特集では、具体的のどういった点に気を付け、どのようなケアをして行く事が有効かを毎号のテーマごとに解説してまいります。

【犬の食生活】

犬は、生理学の上でも人間とは大きな違いがあります。必要な3大栄養素である「炭水化物、タンパク質、脂質」の必要割合や必須ビタミン、必須ミネラルも人間とは異なります。人間にとって重要な食物であっても、犬にとって毒性となるものも少なくありません。

人間の食べ物に興味を示す愛犬も多いでしょうが、不用意に与えた結果、愛犬の健康を害してしまうことも少なくありません。

また、市販のおやつやフードにも品質には大きな違いがあります。これまで全く規制法が無かった、ペット食材に関する「ペットフード安全法」が2009年に施行されました。2010年以降に製造したペットフードには、名称、原材料名、賞味期限、製造業者等の名称及び住所、原産国名の表示が義務付けられましたが、現在でも疑わしい製品は後を絶ちません。

愛犬に与えても心配ないフード、おやつを選ぶことも健康管理に重要な要素となります。

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【ストレスケア】

人間にとっても過度なストレスは、万病のもとといわれますが、愛犬にとってもストレスの度合いが強ければ疾病の原因となります。

ストレスが掛かると対抗するために副腎皮質ホルモンが分泌されます。その過程で大量の活性酸素が生成され、過剰に発生した活性酸素種は DNA、脂質、酵素、タンパク質といった重要な生体成分を酸化させます。こうした酸化損傷は、老化現象の亢進だけでなく、糖尿病、高血圧、動脈硬化などの生活習慣病をはじめとする様々な疾患の発症に深く関わっていることが 明らかにされつつあります。

愛犬の性格や習慣によりストレスを感じるシーンにも違いがあり、ストレス度合いにも大きく個体差が生じます。

出来るだけその子に合った生活習慣を見つけ、過度なストレスが掛からないように配慮するための知識や方法を実行しましょう。

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【オーラルケア】

犬は、人間と違い、口の中が弱アルカリ性であるため、虫歯にはなりませんが、その代わり歯周病や歯槽膿漏になり易い体質を持っています。また、朝晩のハミガキの習慣が無いため、口腔内に多量の歯周病菌が潜在しています。

歯周病菌が繁殖すると歯肉炎や歯周炎となり歯が抜け落ちるだけでなく、心臓、循環器疾患や糖尿病といった他の生活習慣病に深く関わっていることが明らかになっています。

歯の周囲に付着した歯垢は、おおむね3日程度で歯石となり、歯石を温床として歯周病菌が繁殖して行きます。これらの予防に必要なケアが必要です。

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