トイプードル用語集
子宮蓄膿症
子宮の中で炎症により膿がたまってしまった状態のことで、発情期に起因して発症することがみられます。発情期のメス犬は、オスを受け入れて受精するため、膣前庭と子宮体を結ぶ子宮頚管が開いて精子が通りやすく変化します。また、発情期は、白血球が減少するため、免疫が下がるため、そこから細菌が侵入し子宮内膜上で繁殖して子宮内膜炎をおこすことがあります。
子宮内膜炎が長引き、子宮内に膿がたまってしまった状態のことを子宮蓄膿症といいます。
子宮蓄膿症を発症すると以下のような症状が現れます。
・水をよく飲む
・排尿が増える
・腹部がふくれる
・陰部から膿が出る
・発熱
・嘔吐
子宮内膜炎が長引き、子宮内に膿がたまってしまった状態のことを子宮蓄膿症といいます。
子宮蓄膿症を発症すると以下のような症状が現れます。
・水をよく飲む
・排尿が増える
・腹部がふくれる
・陰部から膿が出る
・発熱
・嘔吐
お役立ち情報
≪主な治療≫
ホルモン剤の投与
体内の黄体ホルモンを減らすことを目的に継続的なホルモン剤の投与。
手術療法
子宮頚管が閉じ、子宮内にたまった膿が子宮を圧迫しているような場合は、子宮破裂や腹腔内への膿の漏出の危険があるため、外科手術によって子宮を摘出します。
避妊手術
繁殖を計画していない犬においては、卵巣と子宮の摘出手術を行うこともあります。卵巣を取ることで子宮内膜の肥厚を起こすエストロゲンの分泌を抑制し、子宮を取ることで炎症が起す部位をなくします。
予防のためには、生後8か月前後の初潮が来る前に避妊手術を受けることが有効です。予防のための避妊手術や発症時の外科手術は、全身麻酔によって行いますが、麻酔は、リスクがあるため獣医師とよく相談の上、体力など犬の状態のよく考えて判断してください。
トイプードル用語集、子宮蓄膿症





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