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フードの与え方

トイプードルなどの小型犬は、大型犬ほど食欲旺盛ではないのが普通です。食欲は、体質や運動量、基礎代謝など消費カロリーにより大きく個体差があります。

フード

成長期の子犬の場合は、体重の4~5%、成犬の場合は、2%程度を目安として、多動犬であれば少し多めに、おとなしい場合は少し少なめに与えます。月に1,2度体重を量り増減を見ながら量を調整して行きます。

子犬の場合、血糖値が低下しやすいため、生後4~5ヶ月程度までは、1日に3~4回程度(8~6時間おき)に分けて与えます。
完食させることが原則ですが、食べ残すこともあります。1食程度であれば食べ残しても問題はありませんが、長期的に食べ残して体重が減る(成長期の場合は増えない)ようであれば、食欲が出るような工夫をする必要があります。
体重に変化がない(成長期の場合は増えている)ようであれば、給餌量が適正といえます。
食べさせる工夫としては、以下のような方法を試してみると良いでしょう。

•好みのフードを探して与えてみる。
•粒の小さいフードに変えてみる。
•運動量を増やす。
•ドライフードであれば、少量のお湯をかけ良く混ぜて匂いを立たせる。
•ドライフードに匂いの強い缶詰のウエットフードを混ぜて与える。

離乳期の子犬の場合、ドライフードに慣れていないため食べないことがあります。
以下のような段階を追ってドライフードに慣れさせることが必要となります。

第1段階
フードミルで粉状に砕いたドライフードにお湯を加えやわらかいペースト状にする。

第2段階
お湯を湿らせてふやかしたドライフードを与える。

第3段階
 少量のお湯をかけ良く混ぜて匂いを立たせる。

第4段階
ドライフードのみを与える。




与え方の注意

小型犬の子犬ですから、大型犬と違い、よほどお腹が空いていない限りは「ご飯を置かれた瞬間に平らげる」ことはとても稀です。普段から遊び食いをし、時間をかけて完食します。

そのためインターネットでよく見かける、「食べなかったらすぐに片づけるしつけ」は、幼齢期の子犬には不向きです。

幼齢期の子犬は1日3~4食、時間をかけてでもたっぷり食べさせることが必要です。体作りはもちろん、将来の被毛の量や毛並みも幼少期の食事量が左右します。

子犬は人間の小さなお子様と同じですから、精神的に未熟で、気まぐれです。いつその気になるかもわからないのにすぐに食べないからといって片付けてばかりいたら、子犬はいつまでも食事を摂ることができず、最悪は低血糖で倒れてしまいかねません。

特にお留守番があるご家庭では、留守中にじゅうぶんな食事が摂れるよう、配慮してあげる必要があります。

自分から食べてくれない状態がずっと続いたら、必要なカロリーを確保するために、お口の中にご飯を直接入れてあげる「強制給餌」が必要になります。幼少期の食事、栄養の確保は、それほどに大事なことなのです。

強制給餌の前段階として、ふやかしたご飯を手からあげて、食べたらとにかくおおげさに褒めてやる気を引き出すのもお勧めですが、やりすぎると手からもらうのが当たり前になってしまいますから、程ほどにします。

ティーカッププードルのような小さな子は成長もゆっくりなので、6カ月~1歳くらいまでご飯を食べたいだけあげていても、自由時間を設けて運動をしっかりさせていれば、肥満にはなりません。むしろ毛量が増し、見た目が変わってきます。

タイニープードルやトイサイズの子は、おおむね5ヵ月くらいまでしっかり食べたいだけ食べさせて、それ以降は時間を決めて、朝、晩、夜食、というサイクルに切り替えても大丈夫ですが、その子の発育度合いにもよりますので、ご自分のワンちゃんのタイプをよく見極めてあげて下さい。


月齢だけで判断するむやみな食事制限はお勧めできません。

生後6か月になれば、だいぶ安定してきますので、しつけを実行するのもよいでしょう。



水分

常時新鮮な水が飲める工夫をして、充分な水分を与えてください。
特に子犬は上手に水が飲めない場合があります。食器や給水ボトルの高さなどを工夫し水が飲めているかを確認してください。また、与える水は、水道水か市販の飲料水(軟水)を与えてください。高度90以上の硬水(コントレックスやエビアン等)は、与えないように注意してください。硬水は、カルシウムなどが多量にが含まれるため尿道結石や腎臓結石などの原因となることがあります。

家庭用浄水器は大丈夫ですが、ウォーターサーバーの水は、成分をよく見てから与えて下さい。

フード以外の食べ物

しつけの上でも、健康管理の上でも人間の食べ物は、極力あげないことが賢明です。特に以下の表の×印の物は犬にとっては毒性となりますので絶対に与えないでください。

 

フードの与え方

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